Linux
ID #1032
RAMディスクの利用
RAMディスクとはメモリの一部の領域を仮想ディスクのようにデバイスに割り当ててファイルの読み書きができるようにしたものです。
最近のLinuxでは標準でサポートされているので設定のみで簡単に利用できます。
例としてfirefoxのキャッシュをRAMディスクに置いて動作を高速化してみる。
まず下準備で、RAMディスクを作成します。
今回はキャッシュの利用ということでtmpfsというテンポラリ用に用意された容量可変のファイルシステムを使います。
tmpfsは最大容量を指定して設定し自動で容量可変します。
マウントポイントのディレクトリの作成(仮にramという名称とします)
$ sudo mkdir /ram
$ sudo chmod 777 /ram
fstabを編集してRAMディスクのマウント内容を記載します。
$ sudo vi /etc/fstab
一番最後の行に下記のように記入します
/dev/shm /ram tmpfs size=256m 0 0
256mというのが最大の容量となりますので、積んでいるメモリと相談して512mとしたり128mとしたりしてください。
記載したfstabの内容を反映します
$ sudo mount -a
$ mount
コマンドや
$ df -h
するとマウント状況を確認できます。
これでRAMディスクの準備ができたので利用できます。
次にfirefoxの設定です。
firefoxのアドレスバーに about:config と入力します。
警告画面が出ますが、細心の注意を払って使用する のボタンを押します。
何もない場所で右クリックして [新規作成] [文字列] と選択し、ダイヤログが出るので
[ browser.cache.disk.parent_directory ]と入力し次のダイヤログで [ /ram ]と入力します。
これで /ram にキャッシュされるようになるので適当にブラウズしてから /ram を見ると
Cacheフォルダ内にキャッシュファイルがあるのが確認できると思います。
応用
ログをRAMディスクに置いてしまう場合
(SSDの書き込みを減らしてログが残らなくてよい場合とか)
fatabの記載に追加します
/dev/shm /var/log tmpfs size=64m 0 0
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